弊社では環境確保条例に伴う騒音測定から、低周波音の測定、調停等を目的とした騒音測定など、目的に応じて様々な測定を行っております。
環境確保条例に伴うの騒音測定では、法令に準拠した測定を行い、計量証明書を発行します。 一方、調停等を目的とした騒音測定では、法令に準拠する事はもちろんですが、音源と騒音被害の因果関係を調査するなど、状況に応じて様々な測定を行っています。
1.環境確保条例に伴う騒音測定
東京都の環境確保条例の測定方法に準拠した測定を行います。
環境確保条例(日常生活の騒音・振動の規制)※ 東京都の Webサイトにジャンプします。
測定結果には計量証明書を発行する事が出来ます。
また、計量証明書には以下の資料を添付します。
・第107条計量証明事業者 登録証明願(東京都発行)
・計量法第118条検査合格証明書(東京都発行)
・騒音計検定済証(日本品質保証機構発行)
・JCSS 校正証明書(JCSS認定事業者発行)
過去の参考記事
環境確保条例の測定方法 第1回 測定方法
環境確保条例の測定方法 第2回 評価方法
環境確保条例の測定方法 第3回 測定位置
環境確保条例の適用区域(確認方法)
環境確保条例の適用区域(特例が適用される地域)
2.低周波音の測定
弊社では精密騒音計を用いた可聴域の低周波音の測定を行っています。
実時間分析器を用い、現地で直接 1/3オクターブバンド音圧レベルを測定し、測定結果をプリントアウトする事も可能です。 その場で心身苦情の参照値との比較を確認できるため、低周波音対策を効率的に進める事が可能です。 また、長時間の測定では、データを持ち帰って分析ソフトで詳細な解析を行う事も可能です。
過去の参考記事
低周波音の基礎
低周波音の対応事例 第1回 【事例6】空調室外機による低周波音
低周波音の対応事例 第2回 【事例25】ルームランナーによる低周波音
低周波音の対応事例 第3回 【事例10】隣接する工場からの低周波音
低周波音の対応事例 第4回 【事例26】冷蔵庫による低周波音
低周波音の対応事例 第5回 【事例19】調査員が体調を崩す程の低周波音
3.調停等を目的とした測定結果
調停などを目的とした騒音測定では、環境確保条例などの法令に基づいた測定を厳守することはもちろん、音源と騒音被害の因果関係の解明や、低周波音による心身への影響を評価するための参照値との比較など、状況に応じた多角的な測定を実施します。 さらに、調停に向けた説明資料の作成や、過去の類似事例を参考に作成した参考資料の提供などを通じて、調停手続きを円滑にサポートいたします。